え〜と、はじめまして
おいらコン太。
ここんちにイソーローして、もう何週間もたちました。
ここに来る前のことから、ちょっと話してみようと思います。
いつ頃からかな〜、おいらひとりでウロウロしてました。
もうハラはペコペコだし、昼間は暑いし、どこにいるのかよくわかんないし
もうウロウロウロウロ・・・
そしたらどこか遠くから声がきこえてきました。
「ジャミーズジミショへ行けよーーーー」
だれ?ダレの声?
「メシーさんがメシくれるぞーーーー」
だれ?それダレ?? その人にあいたい!!
おいら、おもわず遠吠えしてました。
「どこだーー?それどこだーーーー?」
遠い声が言いました。
「おのれを信じてすすめーーー犬が3匹いるところだーーー」
そしておいらはついに見つけました。
犬が3匹いる所。おいらのハラペコのカンがここだと言いました。
毎晩通いました。
「おいらを入れてー!メシーさんメシ!」
でもそこの3匹がものすごいイキオイでワンワンガウガウ吠えまくって
おいらの心の声なんかとどきゃしない。
でもせめておいらが来たことだけでも知ってほしくて
その家のあちこちに名刺代わりのオシッコをかけまくりました。
そんなある夜、「今日もメシーさんに会えなかった・・・」と
とぼとぼ暗闇を歩いていたら、
なんか、かぐわしいニオイがしてきました。
ハラペコおいらはふらふらとそっちへ歩いていったら、
突然なんだかわからないものにつかまってしまった![]()
もがけばもがくほどつかまって、おいら完全に動けなくなりました。
でも、おいらそこでじっとしてました。
長い時間がたちました。
その間、ジャミーズの犬が「オマエ、ずっとそこで何してるんだ!!」と怒って吠えてました。
おいらにも何がどうなってるのかわかんないから、答えようがありません。
ただ待ってよう、と思っただけ。きっとだれかが助けてくれるって。
それが遠い声が言った「おのれの信じる」ことだったから。
真っ暗闇の中から、灯りが突然近づいてきました。
ずっと吠えてた犬がうなりながら、おいらの方にまっしぐらにやってきました。
そしてその後ろから人が!
「メシーさんだ!!メシーさんにちがいないーー!!!!」
おいらうれしくて、動けなくても、しっぽブンブンふって大喜びしました。
犬がうなってたけど、早くメシーさんとこに行きたくて
「早く早くうれしいうれしい♪」てキュンキュン言いました。
で、おいらようやく自由の身に。
もうメシーさんから離れませんでした。
3匹の犬がものすごい恐い声でギャンギャン![]()
怒りまくったけど
おいらぜんぜん気にならない。
だって、遠くの声が言ったとおり、メシーさんがすぐにメシ
持ってきてくれました。
やったー!やったー!\(^o^)/
ついにおいらメシにありついたんだ。
次の日に、わかったんだけど、
おいらが動けなくなったのは、このネットにからまったからでした。
メシーさんがネット張った人に、おいらを助けるためにネットを切ったことをあやまってました。
そしたら、この畑の奥で、大きなイノシシがワナにかかってたんだって。
このネットもイノシシ用だって。
で、イノシシはもう死んでたらしい。
おいらが引き寄せられたニオイはそのイノシシだったんだ・・・
メシーさんは、おいらがかかったのがワナじゃなくてネットでよかった、と言ってました。
そんなわけで、おいらのここでの生活が始まったんです。
おいら、ハラペコじゃなくなったら、また遠い声にきいてみたいです。
「で、おいらはここでどうするんだーー?」
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